全国の原発廃止を願うみなさんに、新年のご挨拶申し上げます。原発と核を世界からなくしていく転換点となったと言えるような年にするべく行動に立ち上がっていきたいと思います。
 2020年、東京五輪の年となりました。7月開催に向かって、3月から放射線量の高い地域を聖火ランナーが走り始めます。230人を超える小児甲状腺がんの子どもたちが闘病し、被曝は今なお続き、汚染水はじめますます放射能の拡散は進む。5兆円の競技場よりも子どもたちの命と健康を守らなければならない非常事態です。原発事故は終わったという強烈な宣伝に使われる五輪などやってる場合ではない!
 JR常磐線は駅周辺のみ避難区域から解除され、帰還困難区域内に突入し運転しようとしています。避難者を住宅から追い出し帰還を強制する政策が五輪と一体で進められる。常磐線全線開通と帰還強制に反対し、子どもたちの命と健康を守ろう。
 何より五輪とともに加速する原発再稼働に反対しよう。被災原発である東海第二と女川原発、さらには東京電力の柏崎刈羽原発の再稼働まで狙われる。原発事故の責任を完全に居直る一線を越えようとしています。
 安倍首相は改憲を「歴史的使命」と語り、緊張高まる中東へ自衛隊を派兵。改憲と戦争を止める行動も待ったなしです。3・11反原発福島行動’20(郡山)でお会いしましょう。

《 もくじ 》
◆3・11郡山へ  実行委員会からの呼びかけ                …2ページ
◆小児甲状腺がんの増加と検討委員会攻防の現段階  診療所建設委       …3ページ
◆東海第二再稼働へ工事事務所始動                      …4ページ
◆「中間貯蔵施設」のそばに帰還を強制するな  茨城県労組交流センター    …5ページ
◆台風被害の丸森支援報告 NAZENみやぎ                  …6ページ 
◆原発トピックス 一ヶ月のできごとまとめ                  …7ページ
◆お便り(熊本) & スケジュール

2001