講演会 黒い雨訴訟判決における科学的知見をめぐって

12月13日(日)開場12=30/13:00~14:30
東区民文化センター〈大会議室〉  参加費 500円
講師 大瀧慈さん(広島大学名誉教授=統計学=)

 7月29日の広島地裁判決で、国の援護対象外とされてきた区域で「黒い雨」に遭ったと訴える原告84名全員が「被爆者」と認められました。
 2008~2010年の広島市による調査結果を大瀧さんの研究グループが解析し、原爆投下直後の調査に基づく援護対象区域(大雨地域)の約6倍の広さで降ったと推定したことが、原告のみなさんの裁判闘争の支えのひとつとなってきました。
 判決を不服とし、国とともに広島県・広島市も控訴しました。「判決には十分な科学的知見がない」という国の控訴理由に対し大瀧さんは「内部被曝の影響の評価方法は未開発なのに、“黒い雨による被曝線量は低い“とすることこそが非科学的で不合理だ」と批判しています。
 主催 すべての原発いますぐなくそう!全国会議(NAZEN)ヒロシマ
    広島市中区職町14-3-705 TEL&FAX:082-22l-7631

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