「放射能も汚染水も持って帰れ東電!」「オリンピックやってないで命守れ、スガ!」
 晴天の郡山の空に600 人の声がとどろきました。「事故から10年ではない。事故が10年続いているんだ」。2月13日の地震で福島第一原発の格納容器の底が割れ、水位が低下、注水量を増やしているという。今なお事故は続いている。「10年の節目」がどこにあるというのか。10年間の避難生活、差別、別離、すべての悔しさと怒りを叩きつけるような声が全国で上がりました。東京電力本店(東京)前の行動は世界に報道され、「10年で福島を終わらせる」菅政権の目論見は完全に崩れ去りました。菅政権はオリンピックを実現するためなら「復興五輪」の建前も捨てて、「コロナに打ち勝った証」などと言い出す晒し者として世界に知れ渡った。

 財界と政権の必死の巻き返しにもかかわらず、いまだに原発の再稼働は進まない。私たちの声と行動が止めてきた。これからの10年は、なんとしても原発と核のない世界の実現へ、いま一歩踏み出そう。そう確信できる3・11でした。

 一方で東電が柏崎刈羽原発の再稼働へ向かっています。絶対に許してはならない。これは3・11で誓った「原発はいらない」という思いの原点をかけた闘いです。

 そして、10年の蓄積を経た健康被害をめぐる闘いはまさにこれからです。国と東電の責任を問うために被曝の記録を残し、甲状腺検査縮小に反対し、金儲け優先ではなく必要な医療を受けられる社会を作ろう。ふくしま共同診療所を全国から支えよう。

 全国で避難者の権利と避難した判断の正当性を求める闘いを支えてともに闘い、保養運動のコロナ禍からの再開をみんなで切り開こう。3・11の原点に返ってつながろう。

 ≪ もくじ ≫
 ◆3• 11反原発福島行動’ 21の発言から<前半> トークセッション       …2〜3ページ
 ◆「伝承館」は国策施設!  NAZENみやぎ                  …4ページ
 ◆関西の取り組み 椎名千恵子さん招き学習討論会 / 北摂で避難者の講演    …5ページ
 ◆東京の取り組み NAZENいけぶくろが小笠原和彦さん講演会/飛田晋秀さん写真展…6ページ
 ◆原発トピックス 一ヶ月のできごとまとめ                   …7ページ
 ◆東海第二再稼働反対!原電前行動/玄界・川内再稼働反対!長崎行動など     …8ページ


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