広島から、協力・拡散お願いします。
菅政権は、上告を広島市・県に迫っています。

標題の件、7月28日が上告期限です。
増田善信さんが呼びかけ人となり、オンライン署名が立ち上がっています。大瀧慈さんも呼びかけ人です。協力できる人はぜひお願いします。

http://chng.it/b2hNrKkMJw

原爆被害者を最後のひとりまで補償させる闘いは、被ばくの強制をゆるさない力、核のない世界を労働者民衆の力で闘い取る力になっていきます。

改憲・戦争をやるしかあとのないスガ政権は広島の闘いをつぶすためにこれまで以上の攻撃をしてくるでしょう。河井事件と翼賛市議会、コロナオリンピックに対する民衆の怒りと結びつき、闘い抜きましょう!


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多くの方の署名のおかげです。 菅首相「黒い雨」裁判の上告を断念

Yoshinobu Masuda
日本・東京都

2021年7月26日 — 

皆さん方のわずか7日間の署名ですが、27日0時で9377筆に達しました。原告団と弁護団は26日10時広島市長、11時に広島県知事に8440筆の署名を提出し、「上告しないように」と要請しました。この署名提出が大きな力になって、菅首相の「上告断念」に実を結んだと思います。本当にありがとうございました。

原告は平均年齢83歳、2025年の提訴以来6年の間に19人も亡くなっています。この原告たちは、政府の控訴断念で、やっと被爆者健康手帳が交付されますが、同じ黒い雨地域にはまだ多くの原爆症と同じ11種の疾病を患っている人が残されています。これらの人にも被爆者健康手帳を交付させな変えればなりません。引き続きご支援をお願いします。

この菅首相の「上告断念」の決定を受けて、「黒い雨」訴訟弁護団がコメントを発表しました。以下に添付します。ご笑覧ください。

「黒い雨」訴訟・菅総理の上告断念表明を受けての弁護団コメント
本日,菅総理は,「黒い雨」訴訟に関し,2021年7月14日に言い渡された広島高裁判決について,上告せず,原告ら84名に対し速やかに被爆者健康手帳を交付することを容認することとし,併せて,原告ら以外の「黒い雨」被爆者に対する救済の方法についても,早急に検討することを関係閣僚に指示をしたことを表明した。
「黒い雨」訴訟弁護団は,菅総理の政治決断を歓迎するとともに,これよって,原告ら「黒い雨」被爆者の40年以上にわたる長い活動に,やっと実を結ぶ展望が開けたことを,この日を待ち望みながら亡くなった15名の原告らも含め,原告ら84名とともに喜びたい。また,「黒い雨」訴訟について,声明や署名等を通じて支援して下さった皆さま,政治決断に尽力して下さった皆さまに対し,改めて感謝の意を表明する。
「黒い雨」訴訟弁護団は,菅総理の政治決断を受け,広島市及び広島県に対し,原告ら84名に対し速やかに被爆者健康手帳を交付するよう,改めて求める。同時に,今後行われる原告ら以外の「黒い雨」被爆者に対する救済方法の検討にあたっては,広島高裁判決で示された被爆者援護法の立法趣旨及び「黒い雨」による被爆類型の被爆者援護法1条3号該当性の要件を踏まえて,「黒い雨」被爆者に対するこれまでの被爆者援護行政のあり方を根本的に見直し,審査基準を改訂する等必要な措置を講じ,全ての「黒い雨」被爆者が速やかに救済されるような施策を講ずることが要請される。「黒い雨」訴訟弁護団としても,審査基準の改訂等の作業にあたり,最大限の協力を惜しまない用意があることをここに表明する。
2021年7月26日
「黒い雨」訴訟弁護団