衆院選を前にした自民党総裁選において菅首相は出馬を断念、事実上の辞任を表明。都議選で自民は大幅に議席を減らし、衆院選は軒並み自民大敗予想、自公の過半数割れと言われる中での辞任です。
菅政権はたった一年でしたが、安倍政権の金権腐敗を隠蔽し、福島第一原発のトリチウム汚染水の海洋放出を決定、改憲国民投票法の改悪を強行して改憲と戦争への道を開き、入管施設での外国籍女性の死の真相も隠蔽、そしてコロナ対応では失われる命を前に平然と五輪をやり、最後は「選挙で信を問う」ことすら出来なかった。菅政権を倒したのは自民党政権の本質を肌で感じ、人々の中に満ちる怒りと自民党政権終焉への希望です。
私たちは、ただ大切な人の命と健康が守られる社会を求めているだけです。しかし政権につこうとしているのは、収賄の責任をなすりつけあい泥試合を演じる連中。こんな政治は終わりにしないといけない。自民への怒りが差し当たり野党共闘への投票として表現されても、最後に社会を変えるのは政治家ではなく私たち自身の決意と行動です。
政府と東電は、福島第一原発のトリチウム汚染水について、8月24日、原発から1キロの沖合まで海底トンネルを通して放出する方針を決定した。県魚連との約束を東電は正式に反故にした。直ちに全魚連は「断固反対」の会長声明を発した。社会に満ちている怒りを一つに、声をあげ行動に移そう。
《 もくじ 》
◆ 8•5避難・保養・医療交流会in広島 討論と杉井医師の提起 …2〜3ページ
◆保養のお便り みやぎ ナガサキ …4〜5ページ
◆ 9•5被曝・医療 福島シンポジウムを開催 NAZENふくしま …6ページ
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