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止めよう汚染水 なくそう原発と核 
全国から3・11福島へ

 東日本大震災と原発事故から11年目の3・11を迎えます。死者1万5899人、行方不明者2526人。心から追悼します。自殺に追い込まれるなどの震災関連死は3700人を超えて、今も増え続けている。そして、原発事故は全く終わっていない。誰も責任をとっていない。世界から原発と核をなくすために、行動の日として3月11日を迎えましょう。

 事故当時子どもだった1727歳の若者たちが、自らの甲状腺がんと原発事故の因果関係を認めろと裁判に立ち上がりました。岸田首相を先頭に「原発事故の影響ではない」とした検討委員会の見解にすがりつき、若者たちの闘病や人生を奪われた深刻さを全力で否定しにかかっています。検討委員会の星座長を自民党から夏の参院選に出馬させてまで。甲状腺を摘出した痛みも、原発事故も全てなかったことにしようとしている。「原発事故を忘れてはならない!」と全力で声をあげる時です。8月6日ヒロシマ、89日ナガサキと同じように、事故の責任を問い続ける日として刻むために、労働者は職場を休んで集まろう。「福島にデモに行く」と仲間に伝え、職場で議論を作ろう。

 今年は東海第二原発とともに、ついに東電の柏崎刈羽原発の再稼働が狙われる。3・11でウソと利権にまみれた原子力ムラの実態が暴かれ、この社会を変えようと誰もが誓ったと思います。3・11以前の社会に戻してはならない。
 汚染水の海洋投棄も来春に迫っています。絶対反対の意思を行動で示そう。3・11で世界中の原発と核兵器が問題となった。世界中が3・11福島に注目しています。核も原発もなくそうと福島から全世界に訴えよう。ウクライナや台湾をめぐって戦争の危機が起きている今だからこそ、未来のために。

 大事な人を守りたいからこそ、行動が必要です。誘い合って3・11福島に集まろう。


(目次)

  ◆3•11福島へ 汚染水止めるため自らの現場から 椎名千恵子さん     

  ◆甲状腺がん裁判始まる 「甲状腺がんと原発事故の因果関係を明確に」 

  ◆トリチウムは超危険 汚染水海洋投棄止めよう 

  ◆原発トピックス 一ヶ月のできごとまとめ

 http://nazen.blog.jp/106.pdf