石井真一 茨城県労組交流センター議長

ishiisan
 

 私は、茨城県水戸市に住むJR労働者で、国鉄水戸動力車労働組合所属の石井真一です。現在、茨城県内の労組で結成した「茨城県労組交流センター」の議長をしています。
 自民党・岸田政権は、福島第一原発で溜まり続ける汚染水を海に流そうとしています。このことに対し、私は「放射能汚染水を流すな全国署名」を呼びかけます。
 2011年の311日の東日本大震災から一貫して、政府と東電は原発事故による放射能汚染を隠し、福島県民をはじめとする「甲状腺がんの発生を原発事故と関係ない」としています。また、私はJRで働き、帰還困難区域を走る常磐線の全線開通にも反対して闘ってきました。JR東日本も車両の放射線量を測定せず、「政府が安全と言っているから安全」という態度を取り続けています。
 本当に放射能汚染は無いのでしょうか。内部被曝は、広島の「黒い雨裁判」で証明され、判決で確定しています。高濃度に汚染された汚染水を海に流すことは、全世界の人々を内部被曝させることになります。ロシア・プーチン政権によるウクライナ侵略戦争でも、「核兵器を使用する」とし、チェルノブイリ原発、ザポリージャ原発を砲撃・占領しています。世界的な核戦争危機が迫っています。日本でも安倍元首相の「核兵器を共有すべき」、岸田首相の「敵基地攻撃能力を保有する」なる発言も許すことはできません。福島第一原発事故に苦しむ現場から声を上げる必要があると痛烈に感じます。放射能汚染を絶対に許さないために、署名への協力をお願いします。