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安倍の遺志受け継いでたまるか

原発と核なくし戦争とめよう

 78日、安倍元首相が選挙演説中に銃殺されるという衝撃的な事件が起きました。国会議員からマスコミまで一斉に「民主主義・言論の自由へのテロ」と口をそろえる。しかし安倍元首相は言論の域をとうに超え権力をほしいままにふるってきた。民営化と規制緩和で労働者を非正規雇用と低賃金に突き落としてきた。森友問題では官僚を自殺に追い込んだ。原発事故を受けた「復興」政策では多くの命を奪ってきた。改憲を煽り、教育勅語を暗唱させるような幼稚園を認可し、子どもたちを戦場に送る政策を進めてきた。何が「偉大な政治家」か。労働者・民衆を撃ち続けてきた彼に、2発の銃弾が返ってきたとも言える。

 自民党は「選挙後にできるだけ早いタイミングで改憲案の国会発議を」(茂木幹事長)と改憲を公言、岸田首相は「安倍元首相の遺志を引き継ぐ」などとコメント。ウクライナを軍事支援するNATOに岸田首相が参加、自衛隊はすでにルーマニアで軍事輸送を行い事実上の参戦状態にある。安倍のやってきたことを引き継いでたまるか。原発をなくし戦争をとめよう。

 6月17日、福島生業訴訟と3つの避難者訴訟をめぐる最高裁判決で、国の責任は認められなかった。来年5月の広島サミットが決まり、ヒロシマ・ナガサキの被爆者の怒り、さらには福島の怒りをつぶして戦争に向かうための結論ありきの判決。しかし1人の裁判官の反対意見が判決文に盛り込まれ、判決全体を論破する内容。3・11の衝撃は社会的にも裁判官の中にも依然として存在している。マスコミの安倍賞賛に負けずに福島の現実を訴え続けましょう。


  ◆核戦争阻止・岸田打倒! 8・6ヒロシマ大行動へ  NAZENヒロシマ …2ページ

  ◆被爆者の怒りで戦争止めよう! 8・9ナガサキ集会へ  NAZENナガサキ …3ページ

  ◆動労千葉が新・戦争協力拒否宣言        …4ページ

  ◆泊原発差し止め判決の画期的中身       …5ページ

  ◆放射能汚染水を流すな! 署名運動ニュース④   …6ページ

  ◆原発トピックス 一ヶ月のできごとまとめ     …7ページ

  ◆夏季カンパのお願い & スケジュール      …8ページ


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