
汚染水放出工事の本格着工ゆるすな
原発再稼働は改憲・核武装の道だ
みなさん。規制委員会は7月22日、福島第一原発敷地内に貯まるトリチウム等汚染水(「ALPS処理水」)の海洋放出計画について認可。8月2日には福島県と大熊・双葉町の了承を受け、東電は8月4日午前に放出設備着工を強行しました。全漁連は「反対変わらず」と態度を譲らないにもかかわらず、「関係者の理解なしにいかなる処理も行わない」とする約束は破棄された形です。
さらに岸田首相は「電力逼迫」を理由に冬に向けて9原発再稼働を表明。このかん、玄海原発4号機の定期検査を中断して一時的な再稼働を強行したが、老朽原発だろうが定期検査が終わらなかろうが再稼働するという前代未聞の政策には建前の「安全」すらありません。青森県六ヶ所再処理工場は26度目の完成延期、3兆円を超える費用は全て電気料金に上乗せされている通り、核開発優先で生活のための電力など考えていないのが日本のエネルギー政策です。
グリーントランスフォーメーション(GX)会議では原発の再稼働、新規建設まで表明。温暖化で冷却系が働かず、欧州では原発を止める国も出ている。温暖化対策した原発の開発までして原発で儲けたいのか!
岸田首相はNPT再検討会議において、「ヒロシマアクションプラン」を発表。ロシア非難でアメリカの核独占体制を擁護した挙句に、「原子力の平和利用」を強烈に打ち出しました。ヒロシマ・ナガサキが原発推進に利用された結果が福島原発事故ではなかったのか。被曝の不安と健康被害に今も苦しむ福島の現実はどこへ行ったのか。ヒロシマの名で福島原発事故をなかったことにしようとする岸田! 原子力産業復活の先にあるのは改憲であり核武装です。絶対に止めよう。
〈もくじ〉
◆自治体労働者は原発と戦争に反対し住民守る 京都府職労舞鶴支部 長岡支部長 …2〜3ページ
◆東海第二再稼働阻止 日本原電が説明会 辻川あつ子 …4ページ
◆青森•大マグロック、大間原発反対集会に参加して NAZENいけぶくろ 櫛渕 …5ページ
◆放射能汚染水を流すな! 署名運動ニュース⑤ …6ページ
◆原発トピックス 一ヶ月のできごとまとめ …7ページ
◆8•6ヒロシマ−8•9ナガサキ写真速報 & スケジュール …8ページ
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