3月31日、東京電力に対し署名を提出してきました。
国内署名 2036筆(合計3129筆)
国際署名 181筆(合計729筆)





また、東電への3回目の質問状を提出しました。返答を待ちましょう。
以下質問
①「トリチウムが放出するベータ線は非常に弱く(最大 19keV、平均 5.7keV)」と 回答している点について。トリチウムのベータ線を「非常に弱く」という評価をす る比較対象は他の放射性物質の放射線であると読み取れました。しかし問題は生 物・人体への影響であり、比較すべきは人体の強度であると考えます。細胞や DNA を構成する分子の化学結合のエネルギーは 0.1eV(水素結合など)〜4eV (共有結合など)しかなく、「非常に弱い」トリチウムのベータ線ですら細胞の分 子結合の最大 5 万 7000 倍のエネルギーをぶつけていることになります。議論の別れる生体半減期をいったん捨象した純粋なトリチウムの放射線の人体への影響の有無について、回答願います。
②世界的にトリチウムに対する疫学調査が存在している旨質問した際、「科学的根 拠に欠ける論拠」としていますが、「科学的根拠に欠ける」とする具体的基準、理由を質問させていただきましたが回答がありませんでした。回答願います。
③「国内のみならず、国外においても、人および環境への影響は極めて軽微」と回 答していますが、「極めて軽微」とはいかなる具体的基準を指すのでしょうか。例えば、人体に対しては 100 万人あたり何人以下の発病や死亡を指すのか、具体的に 回答願います。
④国内及び海外で健康被害が確認された際に責任は東京電力にあるのかどうか、回答はありませんでした。回答願います。
⑤希釈する前の「ALPS 処理水」のトリチウム濃度および水道水との濃度差について回答はありませんでした。回答願います。
⑥「WHO の飲料水基準」を引用していますが、その中で「水質監査」について 「重大な危害因子および危害事象がすべて特定されていること」という項目があるのは承知していますか。いかなる危害因子が含まれているかわからなければ、薄め ることも検査することも意味をなしません。
その意味でミドルベリー国際大学院の核物理学者フェレン・ベレス教授が東電の出したデータを検証し「汚染水に何が入っているかわからない」と明言したことは 重大です。9種の核種しか検査していない、タンクの4分の1だけで検査しており 特にタンク底のスラッジの濃度のデータがないなど指摘しているが、その通りですか。
⑦公害物質の規制には濃度規制と総量規制が存在しますが、トリチウムなど放射性物質の海洋挙動について不明瞭な部分があり、均等に拡散すると断言はできません。総量規制する考えはないのでしょうか。
⑧トリチウムは半減期が 12.3年であり、陸上保管が難しい期間ではありません。 他方でデブリ取り出しの際にも莫大に増えると思われる汚染水を希釈して流すのは 30 年で終わる見込みもありません。陸上保管の可能性について考えないのでしょ うか。 また、希釈と拡散は汚染物質の処理の原則の真逆をいく行為ではないでしょうか。
⑨「ALPS 処理水」の海洋放出について、漁業関係者の理解なしには放出をしない というこうことでいいのかどうか。明確な回答がありませんでした。理解なくして 放出しないのか否か。回答願います。
⑩太平洋嶼島や韓国、中国などが放出に反対していますが、これについて検討および説明はなされているのでしょうか。
国内署名 2036筆(合計3129筆)
国際署名 181筆(合計729筆)





また、東電への3回目の質問状を提出しました。返答を待ちましょう。
以下質問
①「トリチウムが放出するベータ線は非常に弱く(最大 19keV、平均 5.7keV)」と 回答している点について。トリチウムのベータ線を「非常に弱く」という評価をす る比較対象は他の放射性物質の放射線であると読み取れました。しかし問題は生 物・人体への影響であり、比較すべきは人体の強度であると考えます。細胞や DNA を構成する分子の化学結合のエネルギーは 0.1eV(水素結合など)〜4eV (共有結合など)しかなく、「非常に弱い」トリチウムのベータ線ですら細胞の分 子結合の最大 5 万 7000 倍のエネルギーをぶつけていることになります。議論の別れる生体半減期をいったん捨象した純粋なトリチウムの放射線の人体への影響の有無について、回答願います。
②世界的にトリチウムに対する疫学調査が存在している旨質問した際、「科学的根 拠に欠ける論拠」としていますが、「科学的根拠に欠ける」とする具体的基準、理由を質問させていただきましたが回答がありませんでした。回答願います。
③「国内のみならず、国外においても、人および環境への影響は極めて軽微」と回 答していますが、「極めて軽微」とはいかなる具体的基準を指すのでしょうか。例えば、人体に対しては 100 万人あたり何人以下の発病や死亡を指すのか、具体的に 回答願います。
④国内及び海外で健康被害が確認された際に責任は東京電力にあるのかどうか、回答はありませんでした。回答願います。
⑤希釈する前の「ALPS 処理水」のトリチウム濃度および水道水との濃度差について回答はありませんでした。回答願います。
⑥「WHO の飲料水基準」を引用していますが、その中で「水質監査」について 「重大な危害因子および危害事象がすべて特定されていること」という項目があるのは承知していますか。いかなる危害因子が含まれているかわからなければ、薄め ることも検査することも意味をなしません。
その意味でミドルベリー国際大学院の核物理学者フェレン・ベレス教授が東電の出したデータを検証し「汚染水に何が入っているかわからない」と明言したことは 重大です。9種の核種しか検査していない、タンクの4分の1だけで検査しており 特にタンク底のスラッジの濃度のデータがないなど指摘しているが、その通りですか。
⑦公害物質の規制には濃度規制と総量規制が存在しますが、トリチウムなど放射性物質の海洋挙動について不明瞭な部分があり、均等に拡散すると断言はできません。総量規制する考えはないのでしょうか。
⑧トリチウムは半減期が 12.3年であり、陸上保管が難しい期間ではありません。 他方でデブリ取り出しの際にも莫大に増えると思われる汚染水を希釈して流すのは 30 年で終わる見込みもありません。陸上保管の可能性について考えないのでしょ うか。 また、希釈と拡散は汚染物質の処理の原則の真逆をいく行為ではないでしょうか。
⑨「ALPS 処理水」の海洋放出について、漁業関係者の理解なしには放出をしない というこうことでいいのかどうか。明確な回答がありませんでした。理解なくして 放出しないのか否か。回答願います。
⑩太平洋嶼島や韓国、中国などが放出に反対していますが、これについて検討および説明はなされているのでしょうか。
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