
「GX束ね法案」成立許すな
5•18〜21広島G7粉砕デモへ
「脱原発完了」を宣言したドイツ。4月15日に最後の原発が停止し国内の原発は全て廃炉に向かう。東西に分割されお互いが核を向け合う時代からの粘り強い闘いが繰り広げられ、何より3•11を契機に「フクシマは警告する」をスローガンに掲げ闘い抜かれ、つかみ取った勝利です。
他方で核燃料加工工場(リンゲン)とウラン濃縮工場(グローナウ)は廃止プログラムからは除外され稼働続行、核燃料輸出は続き、核武装への道は維持されている。敗戦国からの脱却をかけてウクライナ戦争への戦車提供などへのめり込むドイツは、独自の核武装と原発に固執する日本ともサミットで激突。核戦争・世界戦争に向かう大国どうしの激突が加速している。ウクライナ戦争即時停戦を! 戦争屋が集まるサミットを広島でやるな!
国会では軍事産業強化法、外国人の人権を奪う入管法改悪など、戦争に向けた動きが加速しています。軍需産業や原子力産業を日本資本主義の中心に据える戦時型の変革が狙われれています。「脱炭素投資」を掲げた原子力産業支援法ともいうべき「GX推進法」は参議院を通過し成立、原子力基本法の改悪と原発60年超運転を含む「GX脱炭素電源法」も衆院を通過し参院選の審議に入った。老朽原発の稼働は第二第三のフクシマの道だ。連日反対集会が国会を囲み、特に入管法改悪反対のデモは若者を中心に一気に広がっています。
政府と東電は福島第一原発に貯まる放射能汚染水の海洋投棄へ、放出設備の6月完工を宣言。7月にも放出が開始可能となる。戦争と核武装、原発を続けるために、人々の健康も生活もないがしろにする政府に対し真正面から声をあげよう。
〈もくじ〉
◆5•18〜20 G7広島サミット=戦争会議粉砕を 8・6ヒロシマ大行動 保科 …2ページ
◆柏崎刈羽原発 「私たちは避難できるのか」から学ぶ …3ページ
◆3•15小児甲状腺がん裁判 第5回口頭弁論の意見陳述より …4〜7ページ
◆汚染水流すな! 質問に対し東電が回答 …8ページ
◆原発トピックス 一ヶ月のできごとまとめ …9ページ
◆スケジュールなど …10ページ
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