
汚染水止めろ! 武器を送るな!
岸田政権たおせ 9•23反戦デモへ
8月24日13時、ついに東電は原発汚染水の放出に踏み切った。岸田首相は17日に「具体的時期は決まっていない」と言いながら、18日の日米首脳会談直後の会見では「最終的な段階に来ている」と1日で発言を一変させ放出決定を強行。約束を反故にするどころか騙し討ちだ。絶対に許されない。漁民が折れないとわかり、時間が経つほど反対の声は大きくなると踏んで、放出を強行した。
放出当日は福島・浪江や東電前、首相官邸前をはじめ全国で抗議の声が上がり、27日には小名浜で地区労が抗議集会を開催。マレーシアでの1万人集会や、学生が日本大使館に突入した韓国をはじめ、世界中で抗議行動が行われた(裏表紙に写真)。韓国・民主労総は声明で「海洋投棄を阻止できなければ、海洋投棄を中断させるための闘争に乗り出す」と表明。溢れる怒りの声、声、声。私たちは負けていない。闘いはこれからだ。
「薄めれば安全」「日本のトリチウム基準は世界一厳しい」など大嘘だ。「すべての被曝は社会的、経済的要因を考慮に入れながら合理的に達成可能な限り低く抑える」(国際放射能防護委員会77年勧告)の通り、核保有や原子力産業の利益が健康より優先されている。政府は中国を「非科学的」「偽情報」と非難、「日本の魚を食べて中国に勝とう」という桜井よしこなど右翼の新聞広告まで行われ、「中国憎し」「トリチウムは安全」という大本営発表にマスコミが追従している。中国侵略戦争を構える岸田政権と真正面から闘わなければ汚染水問題も闘えない情勢だ。「殺傷能力ある武器」をウクライナに送るな! 直ちに戦争をやめろ! インボイス制度などステルス増税や復興税の軍事費転用など、戦時増税が一気に押し寄せ、育児補助金も税金で取られ、あげく子どもたちまで兵隊に取られる戦争を許してはならない。反戦・反核・反原発で闘おう。
〈もくじ〉
〈もくじ〉
◆原発汚染水放出弾劾! 8•24緊急現地行動 3•11反原発福島行動実行委 …2ページ
◆STOP東海第二原発8•26水戸集会に参加して …3ページ
◆原発汚染水を海に流すな! 7•30いわき行動の発言から② …4〜5ページ
◆8•26東海村現地調査 大量のプルトニウムを保管 …6ページ
◆原発トピックス 一ヶ月のできごとまとめ …7ページ
◆世界の汚染水放出への抗議行動写真集 & スケジュールなど …8ページ
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