日本政府はイスラエル支援やめろ
原発・核燃サイクル動かすな
「戦争を止め、社会を変える力がここにある!」 11月19日、日比谷野外音楽堂をいっぱいにする2800名の参加で全国労働者総決起集会が開催されました。「労働組合は反戦の砦」(動労千葉・関道利委員長)の訴えのもと、労働組合こそが戦争を止める闘いの先頭に立つ決意が語られ、「岸田政権のイスラエルに対する支援、武器供与、資金援助を止めるために闘いにたちあがる」とするパレスチナ連帯決議が発せられました。
12月1日には、イスラエルの死の商人エルビット・システムズと取引をする伊藤忠、日本エヤークラフトサプライへの申し入れと抗議に120人が立ちました。世界中で労働組合が先頭に立って、数十万人のデモ、幹線道路や駅の占拠・封鎖、武器・軍事物資輸出の実力阻止行動が闘われています。今こそ戦争反対の行動に立つ時です。
国連でアメリカは拒否権を発動、停戦決議案に対しイスラエルは爆撃で応えた。 戦争を止める力は国連などではなく、労働者の国境を越えた連帯と行動です。イスラエルは民族浄化のために核兵器使用まで公言している。ヒロシマ・ナガサキ、ビキニ、そして福島の怒りと教訓こそが、こうした流れに立ち向かう力です。
12月2日、200か国近くが参加するCOP28で、アメリカは議長国UAEを抱き込み22か国の署名で「原発3倍化」を宣言、日本もこれに署名した。戦争のできる国への大転換を進める岸田政権が、福島原発事故をなかったことにし、核被害国から核の使用者・加害者へと歴史的な転換を進める。その象徴こそが汚染水の海洋投棄であり原発・核燃サイクルの再稼働です。
こうした自国の政府と闘い、戦争への流れを止めることこそがパレスチナ連帯です。原発と戦争の流れを断ち切る行動に今こそ立ちましょう。
〈もくじ〉
◆11•19労働者集会の発言から 動労千葉・関委員長、吉沢正巳さん、パレスチナ…2〜3ページ
◆動かすな東海第二原発 11•18集会の発言から 小出裕章さん、鴨下美和さん …4〜5ページ
◆12•6甲状腺がん裁判の意見陳述より …6ページ
◆原発トピックス 一ヶ月のできごとまとめ …7ページ
◆青森DVD「鎌田慧さんと歩く下北半島」紹介 スケジュールなど …8ページ
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