
8•6ヒロシマ集会弾圧ゆるすな
再稼働・核燃サイクル署名広げよう
3月19日、8•6ヒロシマ・原爆ドーム前集会を犯罪とする暴処法弾圧で逮捕された5人の仲間が起訴されました。絶対に許せません。世界中で戦争が開始され、劣化ウラン弾の使用から原爆投下まで公然と語られる情勢、何より日本の岸田政権自身が核ミサイル配備へと動く中で、広島市議会は全党派あげて8月6日の集会とデモの禁圧に乗り出したのです。『はだしのゲン』を教育要綱から削除し、教育勅語を教育に持ち込んでいる広島市長が先頭に立って弾圧している。今回適用された暴処法は、治安維持法とセットで労働運動や農民運動の弾圧に使われ、戦後生き残った法律です。「多衆の威力をもって」などと構成要件に書いてあるが故にマスコミは「集団で暴力行為を行った」などと報じたが、ケガ人は1人もいない。「多衆で」集会やデモを行ったことそのものを罪としようというのです。日米首脳会談を契機に、岸田政権はさらに戦争への参戦と軍需産業の強化に乗り出しています。まさに今ヒロシマ・ナガサキを繰り返すのかが問われる情勢です。この弾圧を打ち破り、8月6日を核と戦争絶対反対の声をあげる日として再び取り戻さなければなりません。5人を今すぐ釈放させよう!
4月8日には、東京の公務員宿舎に身を寄せる避難者を福島県が強制執行で追い出すということが起きました。汚染水を流し、避難者をいないものとし、原発を再稼働して3・11原発事故をなかったこととする流れが急速に進められています。裁判所は老朽原発の稼働を認める判決・決定を連発、東電はついに柏崎刈羽原発の核燃料装填から再稼働へとひた走っています。原発内に蓄積される使用済み核燃料をむつ中間貯蔵施設へ運び込めば、中間貯蔵施設の本格稼働、破綻した核燃サイクルの維持へ改めて舵を切ることになる。それは核武装への道です。新署名を広げよう。
〈もくじ〉
◆3•11福島から② 小野春雄さん、伊藤延由さん、鈴木光一郎さん …2〜3ページ
◆2•17上岡氏講演 「原子力災害の虚構」徹底暴露 NAZENいけぶくろ …4〜5ページ
◆核・原発なくす正念場 新署名を広げよう 事務局 …6ページ
◆原発トピックス 一ヶ月のできごとまとめ …7ページ
◆暴処法弾圧許さない & スケジュール …8ページ
コメント